共働きでも快適な毎日を送りたい!忙しい人に最適な注文住宅とは

公開日:2022/02/01   最終更新日:2022/02/22


現在は注文住宅を検討している中でも、共働き家族の割合が増えています。毎日仕事をしながら家事や育児をするのは、時間的にも体力的にも大変なことですよね。共働き家族の負担を少しでも軽減し、快適で充実した生活が送れるような、注文住宅だからこそできる「家づくり」のポイントをご紹介します。

人の出入りを考えた間取りにしよう

共働き家族は、家に誰もいない時間が長くなり、子どもが一人で出入りすることも多くなるでしょう。子どもが鍵をうまく開けられない・紛失などの心配がある場合は、キーレスタイプの玄関ドアを導入し、スマートキーを活用するとよいでしょう。両手に荷物を持っていたり、子どもを抱っこしたりしているときにも便利です。

留守中の防犯対策として、スマートフォン対応の室内用防犯カメラがあると、外出先でも子どもの様子が確認できて安心です。不在時に宅配便などが入れられる宅配ボックスを利用するのもおすすめです。

家事と仕事を分担・両立できる間取りにしよう

共働き家族の最大の悩みは、仕事と家事の両立ではないでしょうか。それぞれのライフスタイルに合せて、家事が効率よく行えるような、また家族で上手に分担できるような工夫が大切です。

■家事動線にこだわる

できるだけ移動を最小限にできるように、間取りを考えましょう。キッチンを広めにし、回遊性のある動線にすることで、家族で一緒に家事を行い通路も確保できます。キッチンとランドリースペースをまとめておけば、料理と洗濯などの家事が同時進行しやすく、ランドリースペースは、洗濯・干す・たたむという作業がスムーズにできるようにすると、より効率がよくなるでしょう。

■収納にこだわる

忙しい毎日の中でも快適に過ごすには、収納スペースの広さや配置が重要になります。家族みんなが自然と片づけができるように、わかりやすく出し入れしやすい収納環境を作っていきましょう。リビングや玄関との動線を考えながら、ファミリークロークを設けるのもおすすめです。

いつも使うものや身につけるものの収納場所をつくることで、2階の自室に行く手間も省け、リビングに出しっぱなしになることも減るでしょう。パントリーや洗面所の収納も家族にわかりやすくしておけば、自主的に片付けてくれるでしょう。

■リビングにこだわる

共働き家族だからこそ、みんなが集まるリビングは居心地よく快適な空間としてこだわりたいものです。リビングを家の中心に配置したりリビング階段を設けたりすることで、家族が自然と顔を合わせ会話するきっかけも生まれます。ちょっとしたワークスペースがあれば、子どもが勉強で利用したり、家事をしながら子どもの遊ぶ様子を見たりすることもできるでしょう。

共働き家庭の住宅ローンの借り方

共働き夫婦が住宅購入する場合、住宅ローンの組み方は主に3種類あるので、それぞれの特徴や夫婦の収入などを踏まえて検討しましょう。

■夫婦どちらか1人がローンを組む

1人分の収入に応じた金額になるので借入額の上限が低くなりやすいですが、比較的家計への影響が少なくて済みます。住ローンを組む際には、団体信用生命保険に加入するのが一般的ですが、夫婦どちらか1人がローンを組んだ場合、ローン契約者が亡くなると債務がすべてなくなり、配偶者が返済する必要はありません。

■夫婦それぞれがローンを組む(ペアローン)

夫婦それぞれの収入に応じた金額を借り入れることができるので、借入金額を増やすことができ、住宅ローン減税も夫婦それぞれ利用できます。ただし、団体信用生命保険にも別々に加入するので、どちらかが亡くなっても配偶者の債務分は残ります。また、ローンを組む際の諸費用も2倍かかることになります。

■夫婦の収入を合わせてローンを組む(収入合算)

夫婦の合算した収入に応じた金額を借り入れることができるので、1人分の収入では希望額まで届かない場合に利用するとよいでしょう。ただし、団体信用生命保険には名義人しか加入できないので注意が必要です。

共働きでもスムーズに注文住宅をつくるには

忙しい毎日の中で家づくりを進めるには、「押さえておきたいポイント」に注目しましょう。まず、今の暮らしの中で「困っていること」「不満に思っていること」を考え、ライフスタイルを見つめ直しましょう。

そのうえで「こういう暮らしがしたい」という理想が見えてきたら、土地探しや展示場での見学もポイントを絞って行うことができるはずです。優先順位を決めておくのもいいですね。

 

注文住宅のよさは、自分たちの理想を形にできることです。家づくりの中にさまざまな工夫を取り入れることで、毎日の家事や仕事との両立がしやすくなり、効率よく行えるようになります。共働き家族が楽しく快適に暮らすためには、ライフスタイルを考え、家族みんなが無理なく支え合えることが大切ではないでしょうか。

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