注文住宅の間取りを決める際に意識するべきポイントとは?

公開日:2022/02/15   最終更新日:2022/02/22


注文住宅を購入する際に最も悩むポイントは間取りです。間取りによって、そのあとの快適な生活が決まるといっても過言ではありません。今回は、注文住宅の間取りを決める時に意識するべきポイントを紹介していきます。決め方の順序や、おすすめの間取りアイデアも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

注文住宅の間取りの決め方

注文住宅は、5つのステップを踏んで間取りを決めていくのがおすすめです。5つのステップとは、「家族と相談して優先順位をつける」「土地の状況を考慮する」「家族構成やライフイベントを考慮する」「周辺環境に合わせる」「設計士に相談する」です。これから、それぞれについて詳しく解説していきます。

家族と相談して優先順位をつける

注文住宅の間取りを考えるときは、家族で話し合って優先順位をつけてから決めるのがおすすめです。その際、家の何を重視したいのかに着目すると、意見がまとまりやすくなります。また、家にいる時間が最も長い人の意見を参考にすると、具体的なアイデアが浮かびやすいです。

土地の状況を考慮する

間取りを決める際は、土地の状況を把握することも大切です。たとえば、人通りが多い通りに面している土地なら、視線を遮れるような間取りにしたり、ベランダは日当たりのよい方角に設置したりなどです。家を建てる土地の特性を理解して、間取りを考えるようにしましょう。

家族構成やライフイベントを考慮する

家は長期間住むものなので、将来のライフプランを考えて間取りを決めるのがおすすめです。たとえば、若い夫婦で間取りを決める場合は、将来的に子どもが生まれることを見据えて子ども部屋を作っておくとよいでしょう。このように、現在だけでなく、未来に目を向けて間取りを考えることも重要です。

周辺環境に合わせる

理想的で快適な暮らしを目指すなら、周辺環境を利用する必要があります。たとえば、家の周りが木々で囲まれているなら、自然を活かしたウッドデッキなどを作るのがおすすめです。このように、周りの環境を活かした間取りにすると、より快適で素敵な暮らしが実現できます。

設計士に相談する

ある程度間取りが決まってきたら、設計士に相談するようにしましょう。いくら間取りが気に入っていたとしても、法律上設計が難しい場合は、諦めなくてはいけません。設計士の意見を取り入れながら、問題がないことを確認して、最終的な間取りの決定をするようにしてください。

注文住宅の間取りを決める際に意識するべきポイント

間取りを決める際は、以下の3つのポイントに注意するようにしましょう。

生活導線をシミュレーションする

快適な生活をするためには、家の中での導線をよく考えるようにしましょう。たとえば、家事を行う際にスムーズに行えるような間取りにしたり、来客からプライベートな空間が見えにくいようにしたりなどです。このように、家の中での動き方から逆算すると、自ずと最適な間取りが発見できます。

収納スペースはジャンルで分ける

収納スペースは、ジャンルで分けるなどして、効率的に配置するようにしましょう。スペースをたくさん設けると便利ではありますが、効率的ではありません。年に数回しか使わないものは屋根裏、よく使うキッチン用品はキッチン内の収納など、ジャンルで分けて間取りを決めるのがおすすめです。

窓を風が通りやすい間取りにする

風の通りをよくするために、窓は向かい合うように配置するのがおすすめです。風通しがよいと、夏の暑い日に快適に過ごせるだけでなく、感染症の予防にもなります。ただし、外部からの視線や立地によっても変わってくるので、設計士とよく相談するようにしましょう。

注文住宅におすすめな間取りアイデア

よりおしゃれな間取りにするには、以下のようなアイデアがおすすめです。

スキップフロア

スキップフロアとは、中2階や中3階を設け、部屋を広く見せる方法です。一般的な平面で構成される空間ですと、狭さを感じてしまう場合がありますが、中2階などを設けると立体的な空間に変わり、広く感じることができます。

リビング階段と吹き抜け

リビングに階段と吹き抜けを組み合わせると、開放的な空間を演出できます。普通の階段よりも、高さをより演出できるので、充実した空間作りが可能です。

注文住宅の間取りを決める際に注意するべき点

間取りを決める際には、以下の点に気をつけなくてはいけません。

適当に決めるのはNG

間取りを考える際には具体的なイメージを持った方がよく、適当に決めるのはNGです。建てた後に違和感があっても間取りを直すことはできませんので、真剣に時間をかけて考えるようにしましょう。

コンセントを適当に配置しない

現代の住宅では、家電製品をたくさん使うのが普通なので、コンセントを適当に配置してしまうと、数が足りなくなったり、家電からの距離が遠すぎてしまったりすることがあります。そのようなことを防ぐためにも、家電を置く位置や個数などを、具体的にイメージしておくことが重要です。

 

注文住宅の間取りを決める際は、住んだ後の事をしっかりとイメージすることが重要です。いざ住んでみて不満を感じても、間取りを変えるのはなかなか難しいので、満足できる間取りになるまできちんと考えるようにしましょう。

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